すっかり肌寒い季節になりましたね。秋も真っ盛りです。
秋といえば食欲の秋、芸術の秋といいますが、塗装業界にとっても秋はベストシーズン!
その証拠に塗装工事をご依頼されるお客様は、9月~11月にかけて多くなります。
それは『外壁塗装に適した日』が多いからです。
実は『外壁塗装ができる気象条件』というのがあり、基本的にその条件をクリアしなければ塗装工事ができません。
厳密には条件を満たしていない状況下での塗装工事は、「施工不良につながる可能性がある」ということ。
外で行う工事な以上、天候に左右されるのはさだめとも言えます。
■外壁塗装ができる気象条件って?
- 【1】気温が5℃より高い
- 【2】湿度85%未満
- 【3】強風・降雨・降雪などの気象下でない
- 【4】結露が発生していない
本格的に塗料を塗り上げる工程以外(足場の設置や外壁洗浄など)に関しては、必ずしも上記条件を満たす必要はありません。
さらに言えば「秋でないと塗装工事ができない」というわけでもありません。
上記の気象条件を満たせさえいれば塗装工事は可能であり、それを満たす日が秋に多い、ということです。
ですがそれだけでなく、秋の外壁塗装が人気なのは過ごしやすい秋の気候も関係しています。
塗装工事中は換気が難しくなります。
窓を開けられないことも多く、生活に多少の不便が出てしまいます。
過ごしやすい気候の春や秋ならまだしも、蒸し暑い夏などに窓を開けられないというのがストレスになる人もいます。
そのため秋に外壁塗装をする人も、少なからずいるのです。
カラッと乾いた秋晴れの日なんてピッタリです!
■秋を選ぶメリットとデメリットをまとめてみました
- ○メリット
- ・天候が安定しており、工期通りに塗装工事がしやすい
- ・過ごしやすい気候なので、夏などに比べて工事中のストレスを感じにくい
- ○デメリット
- ・人気時期のため、希望通りに塗装工事ができないこともある
- ・台風がくると塗装工事ができないため、工期が長引く
メリットは先程から何度もお伝えしている通り、過ごしやすい季節である点と、塗装工事にとってベストなシーズンであるため、スケジュール通りに工事を進めやすいという点が挙げられます。
一方、秋は依頼の詰まる時期であることを示唆しており、希望していた通りに工事を進めることが難しいケースももちろん出てしまいます。また台風に関しては例外です。完全に工事を止めざるを得ないので、工期が延びてしまう可能性も考えておかないといけません。