こんにちは。姫路市の株式会社フジイ建装です。
外壁塗装に欠かせないお見積り。
工事を検討されている方には、複数の業者から見積もりを取られている方もいるのではないでしょうか?
ではその見積もりは、どういうところを見比べればいいのでしょうか?
ただ金額が安いだけの見積もりを信用してしまうと、施工不良等のトラブルに繋がってしまうことも……
こちらではそんな塗装工事の見積もりのチェックポイントをお伝えいたします。
1.塗料のランクは同じものか
外壁や屋根に使われる塗料と、それ以外の部分(雨戸・雨樋など)に塗られる塗料のランクは同じもの方が良いでしょう。
これはどういうことかというと、外壁・屋根には耐用年数10年の塗料を、そのほかの部分は安い5年ほどの耐用年数のものを使用したとします。
すると5年、6年と経過した頃に外壁・屋根はキレイなままなのに、雨戸や雨樋は剥げているというチグハグな外観になってしまいます。
わざわざそこだけを足場をかけて再塗装をする人もいないでしょう。
その状態のまま5年ほどは辛抱しないといけません。
そのため「すべての部分の耐用年数が同じ塗料を使用しているか」しっかりと確認するようにしましょう。
2.塗料が3度塗りになっているか
塗装の基本は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りです。
そうすることで、塗料本来の性能が最大限発揮されます。
もしこの工程をひとつでも省けば、塗料本来の性能は発揮されず剥がれや膨れが起きやすくなります。
見積もり書を見て3度塗りになっているか確認しましょう。
なかにはこちらが知識がないことをいいことの下塗りを省いたり、中塗りをせずに1度塗るだけで安い見積もりをだす悪質な業者もいます。
3.ケレンの項目が入っているか
ケレンとは古くなっている塗膜やサビを落としたりする工程のことです。
古い塗膜の上から新しく塗装をしてもすぐに落ちてしまうため、塗装をするうえではかかせない項目です。
この工程を省くとどんない良い塗料をしようしても全く意味がありません。
「下地処理」や「ケレン」という項目があるか、しっかりと確認しましょう。
4.塗装面積を比べよう
複数の業者から見積もりをもらった場合塗装面積に注目です。
それぞれの業者から出される塗装面積には、多少なりとも違いがありまが大きくずれることはありません。
しかし万が一外壁面積数に大きなズレがあれば注意が必要です。。
1番大きな外壁面積数に大きな違いがあると、それ以外の部分においても信用はできません。
5.塗装箇所がすべて記載されているか
塗装工事で多いトラブルが「見積書にない項目の費用を追加請求された」というもの。
契約時の金額は安かったはずなのに、施工中にもドンドンと塗装箇所を追加され、金額が跳ね上がってしまった……
という事例もよく聞きます。
複数の業者に見積もりを頼んだ際は、こっちの業者には入っている項目がこっちには無い!ということが発生すると思います。
そんな時はきっちりと「ここの部分の塗装はどうするんですか?」と尋ねるようにしましょう。
以上が塗装工事の見積りを見比べる際のチェックポイントです。
塗装工事は決して安い買い物ではありません。
損をしないためにもしっかりと見積もりを確認し、失敗しないようにしましょう。